長屋の子育て日記

根津の長屋の子育ての日々について写真と文で綴る
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家族のカタチ


家族が閉じていく…

三世代同居を中心とした血縁による大家族から
夫婦関係を中心とした契約による小家族へ。
核家族化と呼ばれる一連の変化は
家族のカタチだけでなく強度をも変えた。
private familyの出現である。

1:1の契約に基づく関係は向かい合う
二人の合意や一人の意志で解消できる。
翻って
太い柵に裏打たれた乱麻のごとき人間関係は
どんな快刀でも断ち切れない。
カタチが担うレジリエンスがその
継続性を致命的に決定している。

核家族化の進行は一方で人に
「迷惑を掛けない」子どもたちを生み出した。
迷惑を掛けながら生きる罪悪感のかわりに、
わが子らが手にしたのは迷惑を掛けないという
究極の免罪符だった。
翻って
迷惑を掛けずには生きられないという諦観のかわりに、
親たちが負わされたのは絶えずその被疑者を監視する
番人の宿業である。
引き離された個人、奪われた家族、
「お互いさま」と言いきれないもどかしさと呵責に
僕らは今日も苛まれ続ける。

遠くの親類より近くの他人、
血縁の柵から地縁の柵へ、
長屋の家族は旧くて新しい
家族のカタチである。


| 今日の出来事 | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) | けいじ |
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