長屋の子育て日記

根津の長屋の子育ての日々について写真と文で綴る
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公共の時間


投げ出した子らを迎えに行く。

舞い戻るその日々を思いながら、
今朝もアケビの花香るこの路地に立つ。

それは祈りに似ている。
子を急かし立てる苛立ちのない、
子を追い立てる慌ただしさのない
空ろな静寂の時間、そして
静けさのなかの深く小さなざわめき。
落ち着かなさに今日も一本の箒にすがり、
ひとり路地を掃き清める。

投げ出された公共の時間。
ニ十年後のこの日々を思いながら、
春の香にむせ返る狭隘な裏路地に
今日もひとり水打つ。

| 今日の出来事 | 22:43 | comments(2) | trackbacks(0) | けいじ |
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コメント
はじめまして!
大阪の大学一年生のグミと申します。
テレビでこちらの長屋の話を拝見いたしました!
凄く素敵で感動してしまいました。
私も祖父が長屋に住んでいたのですが小さかったのでご近所のお付き合いはよく覚えていないんです。
若い人たちと長屋に住む色んな人たちが交流を持って消えかけた人間関係を再生していくのはとても素敵です。
私も長屋に住みたくなってきました!
今の時代だからこそ人間関係関係は大切だなーと思いました!

遅れ馳せながらお子様のご入学おめでとうございます!

またブログを小まめに拝見させていただきます!
| グミ | 2012/04/15 9:26 PM |
グミさん、こちらこそはじめまして!
長屋の話に共感をいただき&わざわざブログまでご覧いただき、本当にありがとうございました。
おじいさまの住んでいた長屋、きっと今よりずっと人情味溢れる素敵な長屋だったのだろうと思います。
「消えかけた人間関係」…そうですね。時代が変われば人間関係の密度や距離感が変わってくるのは当たり前ですが、それでもこの長屋という仕組みに、先人たちが込めた知恵や思いだけは語り継ぎたいというのが、今の僕の偽りのない気持ちです。
いずれ消えてなくなってしまうかもしれないし、そんなものなくても十分にやっていけるかもしれない。でも、この長屋のおかげで気づかされたことや身につけられた作法がたくさんあります。そうした気づきや作法を次の世代に受け継ぐのが僕の仕事と思っています。

このところ更新をサボり気味だったブログも、これを機にもう一度やり直したいと思います。
今後ともよろしくお願いします!
| けいじ | 2012/04/17 6:50 AM |
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